杉山 茂・岡崎満義・上柿和生編 発行 2016年1月21日 定価 (本体1000円+税) ISBN978-4-86413-076-9 A5判並製・本文96ページ
2日間往復200㎞の沿道に切れ目なく続く人の波、テレビ中継の高い視聴率。「箱根駅伝」は襷(タスキ)をめぐるエピソードや便利なコースガイドなどで冬の書店も賑わすが、このレースはもっと多彩な切り口で書かれ、読まれていい。東海道の名残を求めて始まった大会は、ほぼ同じ形で受け継がれているように思えるが、周辺と背景は動き〝正体〟も変わりつつある。「大学スポーツ」のあすと合わせて探れないか。本書はそんな狙いで編んだ。(杉山 茂)