英国ラグビーとクラブ組織
(品切れ絶版)
佐々木 康著
発行 2007年7月2日
定価 (本体2000円+税)
ISBN978-4-921164-57-7 C3075
本書は、著者が英国の強豪クラブ、レスター・タイガースを中心に、英国ラグビーの変遷、クラブ組織の経営などについて2004年4月から2007年3月までの3年間、計7回にわたる直接インタビューを含む調査研究をまとめたものです。ラグビーという競技が120余年の長きにわたって固持し続けたアマチュアリズムからプロフェッショナル体制へと移行する過渡期、各国の代表、クラブが海外選手の獲得に動き始めた時代、そうした激しく動き始めた時代について、綿密な調査データをもとにまとめた本書は、多くのクラブ、競技団体関係者、指導者、ラグビーファンの皆さんにとって、大変興味深く、多くの示唆を与えてくれる内容だと思います。
【目次】
第1章 自己組織化のロジック
第2章 主将の求心力:イノベーション・ストラクチュア
第3章 組織強化の風土:競技力の要諦
第4章 組織経営の叙事詩
第5章 通過儀礼:アカデミーというパラダイム
第6章 社会的責任:ソシアル・タイガース
第7章 補論:越境の社会学へ
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