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こんなことを書いてきた

こんなことを書いてきた
スポーツメディアの現場から

落合 博
発行 2015年10月9日
定価(本体1,500円+税)
ISBN978-4-86413-072-1
A5判並製・本文176ページ

自著を語る―――

 「五輪などの国際舞台で活躍する選手に刺激を受け、国民の多くがスポーツに汗を流す。子どもたちは部活動などで練習に励み、トップレベルの選手に育っていく。そうした好循環を生み出したい」
 スポーツ庁の発足を受け、ある新聞に掲載された社説の一節だ。目指すのは「一億総スポーツ社会」の実現か。とすればスポーツは国民の権利ではなく、義務になってしまう。そもそもスポーツへの関わり方は人それぞれで、みんながトップを目指す必要もない。
 スポーツメディアは「明るい話題」を提供することが求められている。
だが、目を凝らせば、「好循環」の陰で我慢や忍耐を強いられる子どもたちがいる。指導者や上級生らによる暴力は相も変わらずで、熱中症や脳しんとうなど避けられたはずの事故も一向になくならない。
 影に向き合ったこの本に「明るい話題」はほとんどない。子どもたちの未来を輝くものにするためのメッセージとして受け取ってもらえたらうれしい。

【目次】

  • 1 未来のために
  • 2 過酷な文化
  • 3 「主食」の悲劇
  • 4 仕組みを考える
  • 5 共に生きる
  • 6 疑義をはさむ
  • 7 変わるもの 変わらぬもの
  • 8 生きるということ
  • 落合博氏の「人間的な体育・スポーツを求める」思索の成果(山本徳郎
 
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